この2~3年で爆発的に人気が高まっている”ウイングフォイル”
風を捉えるための専用の”ウイング”と、ボードを水面から浮き上がらせる”フォイル”が組み合わさった、新感覚のウォータースポーツです!
空気で膨らませる構造なのでとっても軽いウイングを使って、水面上をまるで”飛んで”いるかのように自由に移動する感覚はウイングフォイルの1番の魅力!
今回はそんなウイングフォイルを始めるためには「どんなアイテムを揃えれば良いのか」お伝えしていきます✨
①ウイング
まず必要なのはもちろん”ウイング”!
各ブランドが様々なコンセプトのもとウイングの開発を行なっています。メインゲレンデの特徴やウイングフォイルでどんな楽しみ方をしたいかなどをもとに、可能であればショップや上級者にアドバイスをもらえるとウイング選びはうまくいきやすいです!
最初に使うウイングのサイズですが、「5.0㎡」を目安にゲレンデの風の特性を踏まえて、少し大きめかあるいは小さめを選ぶというのがベターかと思います。
ウイングを膨らませるための”ポンプ”も合わせて準備しておきましょう。バルブの形状が特殊なものも存在するためウイングとポンプは同ブランドで揃えておく方が無難です。
②ボード
続いてはボード。この1~2年でウイングフォイル専用ボードが開発されてきているので、そのジャンルの中から選ぶのがベター。ウイングフォイルボードには既存のSUPフォイルやサーフフォイルとは違った特性が求められるので、やはり専用ボードを選んでおくのが上達への近道です!
あと、初めは十分なボリューム(浮力/L)のあるボードを選んでおく方がおススメです。ウォータースポーツに馴染みのない方は「体重+40L以上」のボードから始めるとボードの安定感が悪くなりすぎず練習しやすいですね👍
③フォイル
”フォイル”はあまり馴染みのないギアかもしれませんが、ウイングフォイルというスポーツにとっては乗り味に大きな影響を与える非常に重要なギアです。
フォイルを選ぶ上で最も重要なポイントが、フロントウイングの「サイズと形状」です。
フロントウイングはサイズが大きい方が”浮きやすく”なります。始めたての方は浮く感覚を早めに習得するためにも”浮きやすさ”を重視するのがおすすめ。
”浮きやすさ”をメインに考えると、大体「2000㎠」付近のサイズを選ぶと良いでしょう。形状に関しては「極端に細長くないもの」であればひとまず大丈夫です。
④リーシュ
ここからは、ウイングフォイルを安全に楽しむために必須のグッズをご紹介。リーシュとはギアと自分の体を繋いでおく安全紐のようなもの。
ウイングフォイルでは「ウイングと手首」を繋ぐハンドリーシュと、「ボードと自分の体or足」を繋ぐウエスト(orアンクル)リーシュの2本のリーシュが必要になります。
ハンドリーシュはウイングに初期装備されているものも多く、必ず追加で購入するという必要はありません。
ウエストリーシュ、アンクルリーシュはどちらかを必ず購入しておく必要があります。ウエストリーシュは腰に巻くタイプ。アンクルリーシュは足首に装着するタイプとなります。
個人的には足に絡まりにくいのでウエストリーシュの方が好きですね😄
⑤ライフジャケット
ウォータースポーツには必須のライフジャケット。
近年はインパクトベストという衝撃吸収を目的としたものも多く発売されています。ライフジャケットに比べて浮く力は弱くなるものの、上半身の大部分をカバーしてくれるインパクトベストは不意の着水が多いフォイルスポーツに最適です。
その他には、、
その他には、頭部を保護するヘルメットや足裏を守るためのマリンブーツなどがあるとより安全にウイングフォイルを楽しむことができます。
防寒対策として春秋用のウエットスーツや冬用のドライスーツなどもあると通年を通して快適に楽しむことができます。
またボードに足を固定するための”ストラップ”があるとジャンプやトリックなどの楽しみ方にもチャレンジできるようになります。ただ慣れないうちは不意の転倒も多いため、足が固定されていると足首を痛める可能性もあります。
最初は無理にストラップは使わず慣れてきたら徐々に活用していくという方が良いと思います。
今がウイングフォイルの始めどき
ウイングフォイルは、風を使うセーリングスポーツの中では必要なギアの数が少なく低コストなので、セーリングスポーツ経験のない方でも手軽に始めることができるスポーツです!
一度体験したら夢中になること間違いなしの”浮遊感”。どんどん成長を続けているウイングフォイルの世界を一緒に体感してみませんか?
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